2023年5月1日

レトルト食品(OEM)のできるまで

目次

〇レトルト商品開発について (※製造会社により異なる場合もあります※)

  • メニューの確認

→ お客様よりレトルトにしたいメニューのレシピを提示。

→ この段階で、レトルト食品化の可否を診断。

(判断内容)

・使用出来ない素材や使いづらい素材の割出

・こだわりの食材や調味液などの確認と入手方法(工場手配またはお客様からの支給)などの割出

・お店や家庭での製造方法の違いに基づいた調理工程の割出

→ 認識共有の上、依頼をいただければ サンプル製作 へと進む。

※レシピの開示があり(1週間以内)に診断結果を報告

 

  • サンプル製作

→ 診断結果をもとにご判断いただき、ご発注いただいてから工場でサンプル製作。

・お客様より支給のある場合は工場に送付。

・材料が整い次第、製作着手

→ 出来上がり次第、お客様にお届けし、試食。

→ 試食後に改良点をご指摘いただき、再試作。(数回この繰り返し)

→ 味を確定。

 

 

  • お見積りの提出

→ 味の確定後、お客様の希望(数量や納品形態、納品先等)に基づき、お見積り提出。

 

 

  • 正式なご発注

→ お見積り提出後、お客様より正式にご発注。

・販売者などの記載事項(一括表示等)を工場側にて製作。事前にお客様に共有

・納期 ・数量 ・納品形態 ・お届け先 などを確認。

 

 

  • 商品の製造(工場側の工程)
  • 原料等の準備

→ 工場側で手配するもの(できるもの)・お客様より支給いただくものを準備

→ 袋への直接印刷などの事前準備

 

 

  • 前処理・原料の下準備

→ 機械充填に伴い、下処理。

 

 

  • 調合・調理混合や煮込み等の加熱と調理

→ 工場に設置してある大型の調理機械や作業員にて調理

 

  • 充填と包装

→ 機械設置後にレトルト袋に充填包装(真空パックを行う)

 

 

  • 金属探知

→ 加圧加熱前に金属探知機(アルミ箔専用金属検出機2機、金属検出機2機)にかけ確実に検出

 

 

  • 製品検査、検量、検品

→ 再度、袋に異常がないか?数量は合っているか?その他問題はないか?の確認。

 

 

  • 加熱殺菌

→レトルト窯に入れ高温高圧にて加圧加熱による殺菌。

 

 

  • 検品

→ 加圧加熱後に、再度商品(レトルト袋)に異常がないか検品。

 

 

  • 包装・出荷

→ 化粧箱梱包・ラベル貼付など(希望により実施)後、お客様のもとにお届けします。

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