2022年12月16日

レトルト食品の定番といえば?

目次

レトルト食品の年間生産量は、2003年の時点で30万トンでした。
その後も徐々に生産量は増加していき、2021年には38万2千79トンまで生産量が伸びています。
2020年まではなんと5年連続で過去最高の記録を更新しております。コロナ禍で外食が減り、すごもり需要が増えて増加したとみられます。

定番はやはり


レトルトの生産がもっとも多い品目はカレーでした。
その量は15万トン超でレトルト全体の約40%を占めています。                                                                                                                                                                                                                                      中華合わせ調味料などの料理用ソース、パスタソース、かまめしの素とスープ類、ご飯類(かゆが主体)と続いています。
レトルト食品をけん引しているといっても過言ではないカレーですが、
複数お得パックや有名店コラボ品などの好調も反映しているようです。同じレトルトカレーでも家庭用に味付けられたものから、高級な素材を使って作られたカレーや、ホテルクオリティのカレーなどいろいろな種類があります。

人気レトルトカレーは?


いまや日本全国には約3000種類存在するといわれるレトルトカレーですが、その中でも多く食べられているレトルトカレーはなんなのか、気になりませんか?
調べたところ、レトルトカレーの頂点にたったのは明治の銀座カリーでした。口コミにはハズレがない、レトルトなのに高級感を感じさせる、銀座という名前に魅かれた、などなど。
高級感を漂わせる名前や味なのにコスパが良いということで長年愛され続けているのかもしれません。
続いてはレトルトの王道、大塚食品のボンカレーでした。
万人にうける非の打ちどころがないといったとこでしょうか。
ボンカレーは日本初のレトルト食品としても有名ですので納得といったところです。

まとめ


銀座カリーは誰もが憧れる銀座の地のモダンな世界観を閉じ込めたとされています。対象的にボンカレーはお母さんの手づくりのカレーをコンセプトとして作られました。
銀座カリーにせよ、ボンカレーにせよ、長く食べられるのには続くだけの理由があります。世代を超えて愛される理由は時代が変わっても想いは変わらない日本人の心にあるのかもしれませんね。

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